腸内フローラ改善にはオリゴ糖がオススメ!

  最近「腸内フローラ」って言葉をやたらと見かけるんだけど、いったい何のことか知ってる?

  まず「フローラ」っていうのは「花畑」って意味があるんだけど、腸内には細菌がグループごとに棲んでいて、電子顕微鏡で見たときにそのグループが花畑のように見えるから腸内フローラ(腸内細菌叢)と呼ばれるようになったんですって。
  ちなみに腸内細菌は600兆~1000兆個はあると言われていて、重さにするとなんと約1.5kgにもなるそうよ。

  そんなにたくさんの細菌が腸の中に入ってるなんて!

  しかも母乳で育っている赤ちゃんの腸内細菌は95%以上が善玉菌であるビフィズス菌が占めていて、場合によっては病原体になってしまう大腸菌は減っていって、ビフィズス菌の1/100程度になっていくらしいの。
  だけど、徐々にビフィズス菌は減っていって、占有率は20%程度に変わっていくのが普通みたい。といっても、悪玉菌は健康であれば常に善玉菌と比べたら少数派のはずなんだけど、体調を崩したりすると悪玉菌が増えてしまうということが起きてしまうから、常に一定ってわけではないのが腸内フローラ環境よ。

  じゃあこればかりは遺伝ということではないんだね

  そうね。自分と全く同じ腸内フローラの人はいないと言われているしね。環境や日々の食生活によって日々変化しているのよ。
  たとえば肉類を過剰に食べていたり、ストレスを抱えた日々を送っていたりすると悪玉菌が優性になってしまうの。
  ちなみに日和見菌っていう、善玉でも悪玉でもない健康な時はおとなしい菌があって、体調が悪くなったら途端に悪さをするようになってしまうの。悪玉菌もプラスしたら、一気に悪い菌のほうが多くなってしまう可能性もあるから、日和見菌がおとなしくしててくれるバランスをキープしないといけないのよ。

  ふと思ったんだけど、それって人間だけ? 野菜を食べない肉食獣ってどうなんだろ?

  実際にトラや狼の腸内はウェルシュ菌っていう悪玉菌が多く棲んでいるんですって。逆に豚や鳥、ハムスターみたいな雑食動物は日和見菌と善玉菌が優勢になってるの。

  データが出てるのかぁ! ストレスもはっきりしたデータが出てるのかな。

  自衛隊部隊で働く青年達の腸内フローラデータを取ったデータの話を聞いたことがあるんだけど、訓練前は健康的な腸内フローラだったのに、訓練を終えた数週間で悪玉菌が優勢になった腸内に変化してたらしいわ。それだけストレスが腸内フローラに影響するってことね。

  うわ、怖いね。できるだけストレス軽減できるような生活に変えていかなくちゃいけないんだね。

  その通りよね。ストレスはなかなか思い通りにならないことも多いだろうけど、それでも変わらないままでは腸内環境も悪化する一方だしね。
  でも、食事でも腸内フローラはかなり改善できるわ。たとえばオリゴ糖や食物繊維ね。
食物繊維は便を排泄させて、腸内フローラが改善していくっていう働きだけど、オリゴ糖の場合はオリゴ糖自身が善玉菌であるビフィズス菌のエサになって、ビフィズス菌を増やしていくことで腸内フローラの善玉菌率を増やすことができるものなの。

  そっか。食物繊維はよく腸のお掃除するっていうけど、本当にお掃除して腸内環境を綺麗にしてるんだね。それに対して、オリゴ糖はダイレクトにビフィズス菌を増やしてくれるってわけか。

  そうよ。それにね、ビフィズス菌はオリゴ糖を食べて増えるだけじゃなくて、代謝産物として乳酸や酢酸を作り出すの。これらが増えると、腸内が酸性になって、アルカリ性の環境を好む大腸菌などの増殖を押さえ込むことができる上に、これらの代謝産物の刺激で腸の蠕動に影響してお通じにつながるっていう利点があるの。便秘予防も腸内健康の大切な要因だしね。
  ちなみに乳価オリゴ糖を1日3g程度とり続けた人が、一週間後の腸内環境で、ビフィズス菌占有率が38%になったというデータもあるんですって。

  オリゴ糖の腸内環境への働き方ってすごいね! いつでも使えるように用意しておかなくちゃ。

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